美容室の雇用問題について
2009年の美容室の店舗数は223,645店に対して、美容師の総数は453,371人、一店舗当たり二人となり、美容業界の人手不足は深刻です。どこの美容室をみても求人の張り紙がしてあります。若者の美容師ブーム(カリスマなど)が起き、美容師国家試験の合格者が急激に伸びた結果、平成11年~15年あたりにピークとなり、このあたりの世代が30代に差し掛かってきているスタイリストです。スタイリストとしてデビューして開業を目指し始める10年目前後がこの30代にあたるわけであり、人手不足は自然の流れで、ある程度の予想が出来た部分でもあります。とはいえ、離職は店舗の死活問題になりますのでスタッフが長期間勤務しても安心して働ける職場作りが必須です。私達も同様に雇用という人の人生に携わる部分には慎重に判断し徹底した労務管理をしていきたいと思っております。
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